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【Midjourney】プロンプトの基本的な書き方とは 思い通りに画像を生成するコツ6選

Q. 突然ですが、この画像AIで作ったか本当の人間かどっちでしょう!

 

はい、答えはAIで作った画像です。この流れだとなんとなく分かりますよね笑

はるまき
はるまき

ただ本当の人間といわれてもおかしくはないくらいリアルではないですか?

これは今回紹介していくMidjourneyで作った画像ですが、このように今のAIで作る画像は現実と分からないところまでクオリティが上がってきています。

そんな中…

困っている人
困っている人

Midjourney始めたばかりだけど、思うように画像を作れないなぁ

このようにお困りの方もいるでしょう。

 

Midjourneyで思い通りに画像を生成するにはプロンプトを書くスキルが大切なのですが…

プロンプトを考えるのって結構難しいんですよね。

ということで、この記事ではこのような悩みを解決できるよう以下のことを中心にプロンプトの書き方について詳しく解説していきます!

 

読んでわかること
  • そもそもプロンプトとは何か・なぜプロンプトが大事なのか
  • プロンプトの基本的な書き方
  • プロンプトを書く時の6つのコツ
  • 誰でも簡単に高品質なプロンプトを作れるおすすめサイト

 

困っている方はぜひ参考にしてみてください。

 

まだMidjourneyを始めていない方はこちらの記事から読んでみてくださいね。

Midjourneyの始め方についてはこちら!

そもそもプロンプトってなに?

Midjourneyプロンプトの基本的な書き方

  • プロンプトの基本構成
  • パラメーターについて

Midjourneyプロンプト書き方のコツ6選

  1. シンプルで分かりやすいプロンプトにする
  2. プロンプトを分析する
  3. 正しい英語で伝える
  4. カメラの構図・画風をしっかり伝える
  5. 数字を使う
  6. とにかく画像生成しまくろう

Midjourneyで使えるおすすめのプロンプトサイト

Midjourneyのプロンプトを使いこなそう!

 

そもそもプロンプトってなに?

Midjourneyを使いこなす上で、理解しなければならないことが「プロンプト」 の存在です。

プロンプトとは…簡単に言うとAIへの指示文のこと(基本的に英語で指示します)

 

この指示文を適切に伝えてあげることが思い通りの画像を生成するうえで大事になってきます。

 

画像生成においてプロンプトが大事な理由はこちらです。

例えば夕方のビーチをイメージして画像生成をする時…

  1. 「綺麗な景色」
  2. 「夕焼けに染まる海辺、ヤシの木が生い茂り、白い砂浜が広がっている風景」

Q. 1と2どっちのプロンプトの方がよりイメージに近い画像を生成してくれると思いますか?

 

 

この答えは2ですね。

AIというのは与えられたプロンプトに対して学習しているデータから合うものを出力してくれるので詳しく情報を与えるほどイメージに合う画像が出力されます。

 

ということはプロンプトというのは細かく具体的な指示を出すほどGood!

 

だからこそプロンプト次第で生成される画像のクオリティは劇的に変わってくるんです。

 

プロンプト=指示文と考えると難しく感じるかもしれませんが…

プロンプト=AIにあなたのイメージを伝えるための言葉と考えてみてください!

少しは分かりやすくなったのではないでしょうか。

 

プロンプトについて説明したところで、次はMidjourneyにどうやって自分のイメージを言葉で伝えていけばよいのか(プロンプトの書き方)について詳しく解説していきます。

それではみていきましょう。

 

Midjourneyプロンプトの基本的な書き方

それではここからプロンプトの基本的な書き方について解説していきます。

  • プロンプトの基本構成
  • パラメーターについて

主に上記の二点について説明していくので、実際にMidjourneyを使っている方は触りながら読んでいってみてください!

 

プロンプトの基本構成

それではここからプロンプトの基本構成について解説していきます。

 

基本構成 : 【/imagine】の後に画像のイメージであるプロンプトを打っていくのですが、単語一つでもOKです!

 

それでは実際に女の人(a woman)の画像を作りながら見ていきましょう。

 

【/imagine a woman】

実際にこのプロンプトでMidjourneyで生成された画像はこちらです。

イラストであったり写真風であったりそれぞれ雰囲気の違う画像が生成されていますね

 

 

このような単語一つによるシンプルなプロンプトの場合、AIは「a woman」という単語に対して膨大なイメージの中から、ランダムに画像を生成することになります。

はるまき
はるまき

何歳くらいなのか、何をしているのか、髪の毛の色は…など各自イメージする女の人は違うでしょう。

様々なスタイルで画像が出力されるためこれではあなたの思い描く「女の人」の画像になるとは限りません。

 

 

そこで重要になるのが、 「具体的に伝える」 ということなんです。

 

具体的に伝えるためのプロンプトの構成は以下のようになります。

それではこの構成を踏まえてもう一度女の人の画像を作っていきましょう!

はるまき
はるまき

とりあえずここではimage promptとparameterは、なしでtext promptのみで詳しく情報を付け足していこうと思います。

後ほどパラメーター(Parameter)について説明します

 

イメージ : 実際にいそうなカフェにいる髪の長いきれいな女の人【/imagine a woman is beautiful, at cafe, long hair

イメージ : イラスト形式の家で本を読んでいる女の人【/imagine a woman is beautiful, at cafe, long hair

はるまき
はるまき

どうでしょうか。このように少し詳しくプロンプトを入力するだけでもちゃんとイメージにあった画像が生成されますよね。

 

ただ、実際に詳しく入力するといってもどんなことを入力すればいいの?という方もいると思います。

 

このような方は、Midjourney公式から紹介されているプロンプトに含めるべき内容を以下に示すのでこちらを参考にしてみてください。

 

自分にとって重要な背景や詳細を明確にするようにしてください。次の点について考えてください。

  • 主題: 人物、動物、キャラクター、場所、オブジェクト
  • 媒体: 写真、絵画、イラスト、彫刻、落書き、タペストリー
  • 環境: 屋内、屋外、月面、水中、都市
  • 照明: ソフト、アンビエント、曇り、ネオン、スタジオライト
  • 色: 鮮やか、落ち着いた、明るい、単色、カラフル、白黒、パステル
  • 気分: 落ち着いている、穏やか、騒々しい、活発
  • 構成: ポートレート、ヘッドショット、クローズアップ、鳥瞰
参考 : Midjourney公式サイト

これら内容について自分のイメージを言語化してプロンプトを作るのがおすすめです!

はるまき
はるまき

プロンプトの基本的な構成について理解はできましたか?

それでは次にプロンプトの後に付けるParameter(パラメーター)について説明していきます。

 

パラメーターについて

Midjourneyのプロンプトは、言葉で画像を指示するだけではありません。

 

より思い通りの画像を生成するために使っていくのがここで紹介するパラメーターというものになります。

パラメーターとは…生成する画像を細かく設定できる 裏技 のようなもの【–parameter 内容】

 

以下の他にも様々なパラメーターが存在しますがよく使うものはこちら!

  • –ar 〇:〇 → 画像のサイズ(デフォルトは1:1)
    • インスタ投稿などの正方形 : –ar 1:1
    • Youtubeなどの横長の画像 : –ar 16:9
    • Tiktokなどショート動画用 : –ar 9:16
  • –chaos/–c → プロンプトに対して画像がランダムに出力(0~100)
  • –niji 6 → アニメみたいなかわいいイラストの画像になる
  • –no → 画像に含めないものを指定

 

実際に使ってみるとこんな感じ。(先ほどと同じwomanというシンプルなプロンプトに付け加えてみます)

【/imagine a woman –niji 6 –ar 16:9

【a woman –c 80 –ar 9:16

 

はるまき
はるまき

シンプルなプロンプトでもインパクトのある画像が作れますね。

このようにパラメーターは言葉だけでは表現しきれない、より細かなニュアンスをAIに伝えることが可能となります。

 

パラメーター同士を組み合わせて使いこなすことが出来れば、もっと自由に画像を作れるようになるでしょう。

 

具体的なパラメーターの種類や使い方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひそちらも参考にしてみてください!

Midjourneyプロンプト書き方のコツ6選

それではここでプロンプトを使いこなすためのコツについて以下の六つ紹介していきます。

  1. シンプルで分かりやすいプロンプトにする
  2. プロンプトを分析する
  3. 正しい英語で伝える
  4. カメラの構図・画風をしっかり伝える
  5. 数字を使う
  6. とにかく画像生成しまくろう

 

それでは一つずつ見ていきましょう!

 

シンプルで分かりやすいプロンプトにする

一つ目はシンプルに書こう!ということです。

結論、Midjourneyに詳しくプロンプトを入れようとしすぎて長い複雑な文章や専門用語を詰め込む必要はありません

 

基本は単語一つ一つを組み合わせてプロンプトを作るのがおすすめ!

はるまき
はるまき

ちょっとやってみますね。

例えば花畑の中に立っている女の人の画像を作りたい時…

 

【/imagine I want a photo of a beautiful woman with long, flowing hair, wearing a white dress, standing in a field of flowers

【/imagine Beautiful woman, standing, long flowing hair, white dress, flower field

 

下のプロンプトの方が短いですが上の画像と比べても遜色ないのではないでしょうか。

 

プロンプトがもっと長くなるとAIは、何をポイントに画像を生成すればいいのか理解しにくくなっていきます。

 

AIにとって理解しやすいのはシンプルかつ分かりやすい文章なため、できるだけ単語で入力することを意識してみてください!

 

プロンプトを分析する

二つ目はプロンプトの分析です。

 

プロンプトを入力したらすぐに次の画像生成に進むのではなく、一度立ち止まって生成された画像をよく観察してみましょう。

そして以下の点を意識しながら、プロンプトを分析してみてください。

  • プロンプトで指定した要素がすべて画像に反映されているか?
  • 色使いや雰囲気はイメージ通りか?
  • 構図や配置は意図した通りになっているか?

 

Midjourneyでは他の人の作品も見れるため、そのプロンプトを分析するのもおすすめです。

 

プロンプト分析の裏技

プロンプトを分析する際の裏技として紹介したいコマンドが二つあります。

  1. 【/describe】 : 画像からプロンプトを生成
  2. 【/shorten】 : プロンプトの分析と短縮

一つずつ見ていきましょう。

 

➀【/describe】

困っている人
困っている人

この画像めちゃいい!どんなプロンプトで作られたんだろう…

そんな時に使えるのがこの【/describe】コマンドです。

画像をMidjourneyが分析してアップロードした画像を元に、4つのプロンプト候補を提案してくれるもの

 

【/describe】の後に調べたい画像や画像のリンクを入れて使っていきます。

新しい表現方法や語彙の発見に繋がり、プロンプト作成のヒントが得られる所がポイント!

 

ただ生成されたプロンプトは、あくまで参考なので元画像を完全に再現するプロンプトではないことだけ注意してください!

 

②【/shorten】

困っている人
困っている人

プロンプトが長すぎて、Midjourneyがうまく解釈してくれない…

そんな悩みを解決するのが【/shorten】コマンドです。

プロンプトを分析して重要な単語を強調してくれるだけでなく不要な単語を特定し、短縮版のプロンプト候補を提案してくれるもの

 

【/shorten】の後分析したいプロンプトを入力して使います。

無駄を省きつつも重要な要素は残した、効果的なプロンプトを作成できるように!

ぜひこれらのコマンドを使ってプロンプトを分析してみてくださいね!

プロンプトの分析を行うことで、どの単語が画像生成に影響を与えやすいのかが分かってくるので使いこなすためにもやるのをおすすめします!

 

正しい英語で伝える

三つめは正しい英語で伝えることです。

はるまき
はるまき

当たり前じゃん!って言われるかもしれませんがスペルミスをしないって結構大事です…

 

試しに医者(doctor)をスペルミスありとなしで作ってみますね。

【/imagine a docotr

【/imagine a doctor

どうですか?少しミスっただけでもなんだか鳥の画像が生成されていますよね。

このように少しのミスでもAIは認識できないので、手動で打つ際は気を付けてください!

 

心配な人は翻訳(おすすめはDeepL)を使っておこなっていきましょう。

 

カメラの構図・画像のスタイルをしっかり伝える

四つ目はカメラの構図や画像の出力スタイルをプロンプトに組み込むことです!

これができればほんっとうに自由に好みの画像を作れるようになれます!!

 

以下はカメラの構図や画像スタイルの例です。

内容プロンプト
全身full body shot
被写体に近寄った構図closeup shot
被写体から離れた構図long shot
正面from front, front view
後ろ姿from behind
横向きfrom side
斜めのアングルdutch angle shot
内容プロンプト
写真みたいにしたいならphoto, portrait, real person,
アニメ風にしたいならanime、2d anime
3D CG3D render
ロゴデザインlogo design
アイコンicon
ローポリLowpoly
  • ローポリ : ローポリゴンの略でゲームキャラやオブジェクトを作るとき、ポリゴンを少なくして作られたもの

プロンプトだけ見てもイメージがわかないと思うので、上記のものを組み合わせて実際に画像を作ってみますね。

イメージ : 女の人・写真みたい・被写体に近寄った構図【/imagine a woman, portrait, closeup shot

イメージ : 女の人・3DCG・被写体から離れた構図【/imagine a woman, 3D render, long shot

イメージ : 女の人・斜めのアングル・アイコン・アニメ【/imagine a woman, dutch angle shot, icon, anime

イメージ : 女の人・横向き・ローポリ【/imagine a woman, from side, lowpoly

はるまき
はるまき

このプロンプトを入れればこんな構図や画像のスタイルで出力されるんだ~という感じで参考にしていただければ嬉しいです。

 

数字を使う

五つ目は数字を使うこと!見た方が早いと思うので実際にやってみますね。

例えば3人の女の人の画像を生成したい時…

 

【/imagine women

 

【/imagine three women

 

この結果を見ていただければわかると思いますが、数字を入れなかった場合は一人で、threeと数字を入力すればどの画像も三人の女性で生成されています。

 

言葉だけだとAIの解釈があいまいになってしまうので、被写体を複数にしたい時などは数字を入れるということを意識してみましょう!

 

とにかく画像生成しまくろう

そして最後六つ目はコツというより習うより慣れろみたいな話です。

 

Midjourneyで思い通りの画像を作るための基本的な書き方や五つのコツはこれまでに紹介してきました。

はるまき
はるまき

ただ、これって実践しないと意味がないんですよね。

 

ということで!

今回紹介した内容を元にぜひたくさんの画像を作っていってみてください!!

結局自分で触った方が上達ははやく、思い通りの画像を作るための一番の近道といえるかもしれません

 

Midjourneyで使えるおすすめのプロンプトサイト

それでは最後に、実際に画像を生成するときに使えるプロンプトサイトを紹介していきます!

 

 

それがGAZAIというプロンプト生成ツールです!

大量にプロンプトがあるので初心者の方でも作りたい画像をイメージしてそれに合うものをポチポチ押していくだけで簡単に高品質なプロンプトを作ることが可能

 

はるまき
はるまき

誰でも登録不要で無料で使うことのできるサイトなので、私自身も何度もお世話になっています!

Midjourneyを始めたての方でも本当に簡単にプロンプトを作ることが出来るためぜひまだ使ったことがない方は使ってみてください!

 

ただこれだけに頼りすぎると、自分でプロンプトを作れなくなっていくため、そこだけ気を付けてくださいね。

 

Midjourneyのプロンプトを使いこなそう!

この記事では、プロンプトとは何かから、基本的なプロンプトの書き方、そしてプロンプトを書くコツまで幅広く解説してきました。

はるまき
はるまき

どうですか?最初の頃よりもプロンプトをどうやって書いたら良いかイメージがついたでしょうか。

 

今回の記事のポイントを以下にまとめておきます。

記事のポイント
  • プロンプト=AIにあなたのイメージを伝えるための言葉
  • 基本的に単語一つでもいいが、できるだけ画像のイメージを詳しく伝えるとGood
  • パラメーターで細かなニュアンスを付け加えることが可能
  • とにかく書かれているコツをいかしてたくさん画像を生成しよう

とにかく自分の画像のイメージについて、情景やキャラクターの見た目まで詳しく単語でAIに伝えてあげることが大事です!

ぜひ楽しんで画像生成をおこなっていってくださいね。

 

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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